オープンウォータースイミングに挑戦する人へのプチアドバイス!!
体調や環境が悪いときはどうしますか?
まず、棄権する勇気が大切だと思います
宮本 陽輔選手からのアドバイス
日本代表としてこれだけ泳いでいる自分たちでさえ、指導者に最初に教えられることです。
体調が悪くなったときは勇気を持って棄権してください。
オープンウォータースイミングは人間の体調や環境の変化などで、いいときもあれば悪いときもあるものです。
自分の体をしっかり理解して、勇気を持ってしっかり判断することが大切だと思います。
長い距離を泳ぎ切るポイントは?
しっかり水分補給してください
南出 大伸選手からのアドバイス
脱水になると、最後まで思うような泳ぎができなくなってしまいます。
いつも自分はレース前、緊張でのどが渇いてしまうのもあり、水分をギリギリまでとっています。
レース直前も口の中に水分を含んでそのまま海の中に入っていき、スタート直前に飲みこんでスタートします。
しっかり水分をとっておくことで、レースの後半差が出てくるはずです。
海で泳ぐときに気をつけていることは?
リラックスして泳ぐことです
森山 幸美選手からのアドバイス
海だと海水のため体が浮きやすいので、力を抜いても浮かぶため楽に泳げます。
リラックスして泳いでみたら、もっと楽しめるはずです。
波があると、流されないように波に向かって泳ぐ人が多いようですが、力を入れすぎずに頑張らなくても、落ち着いて泳げば前に進みます。
新倉 みなみ選手の楽しみなポイント!!
オープンウォータースイミングは時には辛い場面もある競技です。
そんなときこそ海が好きだ、楽しいなと思いながら泳ぐのがいいと思います。
きついことばかり思って泳ぐと余計きつくなり、そんな時波が来て水を飲んでしまったらやめたくなります、どんなときでもとにかく海は楽しいと思って泳いだら、気持ちは楽になるかもしれません。
私がいちばん楽しいと思う瞬間はゴールタッチするところです。
思いっ切りゴールのボードをたたくと気持ちいいです!!
長い距離を泳いだ後なので、思いっ切りたたけるし、達成感に満ち溢れて、すっきりします。
(2017年 第93回 日本選手権水泳競技大会 オープンウォータースイミング競技 インタビュー時)
ここに記載されている情報/内容/写真の無断転用/転載等を禁じます。
©取材・作成/日本文化出版株式会社